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2009年8月11日 (火)

アイデアのちから

アイデアのちから アイデアのちから

著者:チップ・ハース,ダン・ハース
販売元:日経BP社
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 マルコム・グラッドウェルの「ティッピング・ポイント」をご紹介しましたが,3つの原則,少数者の法則,粘りの要素,背景の力により構成されていました.本書はその第二原則「粘りの要素」をものにする「特徴」を突き止めること,「ティッピング・ポイント」を補完する内容になっています.
 記憶に焼き付くにはどうすればよいのか?本書ではそれを6つの原則にまとめられています.

1.単純明快である
2.意外性がある
3.具体的である
4.信頼性がある
5.感情に訴える
6.物語性

 アイデアを発見するのが得意な人は,創造が得意な人に必ず勝てるそうです.
読んだら即実行ですが,この本は「ティッピング・ポイント」と合わせて非常に面白かったです.デスクの片隅に常に置いておき,仕事のいろいろな場面で利用できますので,常に読み直して活かしてみたいと思います.

目次:
序章 アイデアのちから(WHAT STICKS?)
ポップコーンの真実
「記憶に焼きつく」とは?
ハロウィーンを台なしに
記憶に焼きつくアイデアの六原則
原則1--単純明快である
原則2--意外性がある
原則3--具体的である
原則4--信頼性がある
原則5--感情に訴える
原則6--物語性がある

第1章 単純明快である(SIMPLE)
サウスウェスト航空の「核となる部分」の見きわめ方
リードの埋没
「三つ言うのは、何も言わないのに等しい」
判断停止
アイデア・クリニック
■アイデア・クリニック 注意:日光浴は危険
人名、人名、とにかく人名
核となる部分を伝える
単純明快である=核となる部分+簡潔さ
ハリウッド映画界におけるイメージ:明確なコンセプトの企画
単純明快さの威力 ほか

第2章 意外性がある(UNEXPECTED)
関心をつかむ
誰も予想しない
驚きの眉
ノードストロームとタイヤチェーン
ジャーナリズム基礎講座
■アイデア・クリニック 米国の対外援助は多すぎる?
土星の輪の謎
好奇心の「隙間理論」ほか
■アイデア・クリニック 資金調達に関する社内プレゼンテーション
自信過剰に打ち勝つ
隙間は知識から
月面着陸とポケットサイズのラジオ

第三章 具体的である(CONCRETE)
引き算の理解
具体的であると覚えやすい
記憶のマジックテープ理論
茶色い目、青い目
抽象性に陥るのはなぜか:設計図と機械
具体的であることは協調を促す
カプランと携帯型コンピュータ ほか
■アイデア・クリニック 経口補水塩療法が子どもの命を救う!
アイデアに具体性をもたせる

第四章 信頼性がある(CREDIBLE)
信頼性を見出す
パム・ラフィンは反権威者
細部の威力
陪審員とダース・ベイダーの歯ブラシ ほか
■アイデア・クリニック サメに対するヒステリックな恐怖
食べられる布地
肉はどこ?
検証可能な信頼性 ほか
■アイデア・クリニック 直感には間違いもある。なのに、誰も
それを信じようとしない
新人研修

第5章 感情に訴える(EMOTIONAL)
真実
意味の拡張と関連づけの効果
意味拡張との戦い:「スポーツマン精神」のケース
テンペのケーブルテレビ
イラクの食堂
ポップコーンメーカーと政治学 ほか
■アイデア・クリニック 代数の必要性とマズローのピラミッドの底辺部
テキサスを怒らせるな
ピアノ二重奏

第6章 物語性(STORIES)
ゼロックス社員の職場の会話
受け身ではない聴き手
■アイデア・クリニック 問題のある学生への対応
発見する技
挑戦の筋書き
世界銀行での物語 ほか

終章(WHAT STICS)
記憶に焼きつく要素
犯人は他にもいる ほか

アイデアを記憶に焼きつけるための手引き

解説 私も実践している優れたフレームワーク:勝間和代

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