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2009年2月14日 (土)

【ワケあり社員】が戦力化するすごい仕組み

今や多数派“ワケあり社員”が戦力化するすごい仕組み 今や多数派“ワケあり社員”が戦力化するすごい仕組み

著者:小室 淑恵
販売元:小学館
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某番組を聞いての衝動買いですsweat01
ワーク・ライフバランスという言葉も,随分いろいろなところで見掛けるようになりました.初めて知ったのは勝間さんの本でした.しかしワーク・ライフバランスとはそもそも何?punch

わかっているようで,説明せよと言われれば自信がないので,本書によると

ワーク・ライフバランスの本質は・・・ワークで効率よく、成果を発揮するためには、ライフでの体験や学習が不可欠であり、互いが相乗効果を生み出す関係である。

さらに危機感として

団塊の世代が要介護年齢に入る2022年頃、介護にあたる団塊ジュニア世代は管理職になっている・・・このままでいけば、15年後、ワーク・ライフバランスの必要性を痛感するのは、むしろ企業の男性管理職である・・・ワーク・ライフバランスが女性だけへの支援策ではない。

本書ではワーク・ライフバランスの取り組みを始めるための最低限必要となる「出産・子育てをする社員への支援」「親や配偶者の介護に携わる社員への支援」「メンタルな課題を抱える社員への支援」について特に注目して書かれています。ワケあり社員とは、本人の意欲・能力はとても高いのに、育児・病気・介護などの必要に迫られ、短時間勤務や休業を余儀なくされる社員のことでした。

私の会社の場合、私の部署は残業ほとんどなし、育児休暇取得・復帰、有給取得も楽にとれると結構いい職場かもhappy01

私の現在に会社滞在時間は平均53時間/週です。日本では週に50時間以上労働している人の割合が一番多いそうです。これは世界1位です。30-40代男性社員の2割近くが60時間以上働いているようです。その割りに時間当たりの労働生産性は世界20位で主要先進7ヶ国中では最下位。仕事の効率が悪く無駄残業が多いのでしょうか。

さて、面白かったのが「3歳児神話」の話です。3歳までは、母親が自分の手で子育てをしないと、子供の発達に悪影響が出るというものです。これは何の根拠もないそうです。我が家は3歳児神話を実行していますsweat01共稼ぎの家庭と専業主婦でパートなどで働いた場合、生涯賃金の差は約2億円も家計に差がでるそうです。

その他にもいろいいろな統計データや事例が解説されていて、勉強になりました。

目次:

1章 制約のない社員はもういない―フルに働けない社員こそ組織を強化する

2章 あらゆる社員を戦力化する推進術

仕組みづくりを阻むハードル24の攻略法

ワーク・ライフバランスにコストをかける余裕がうちにはない
仕事優先で伸びてきた日本の企業には体質的に合わない考え方だ
アイディアやスキルを磨きたかったら、仕事をたくさんこなせばいい
年金問題の解決策は出生率の向上。女性が家庭に入り子どもを産んだほうがいい?
育児や介護は女性の得意分野だ。だから専業主婦でいてくれるのが理想的
子どもが幼いうちは、やはり母親がいつも家庭にいるほうがよい
男が育児休業を取るのは抵抗がある。それより男が稼いだほうが子どもを産みやすいはずだ ほか

3章 推進プロセスから考える成功法則―組織を動かした企業事例レポート

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